アラキ工務店 京都市右京区:京町家、古民家、大工さんと建てる家

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2.建物の形状や大きさが違う

 建物の形状や大きさによっても費用が大きく変わります。
 コストを下げるには「できるだけ大きな正方形」がいいのです。

 

建築コストと建物の形状

 平屋と二階建を考えてみましょう。
 床面積は倍になりますが、建築費は倍になりません。なぜなら、

  • 基礎工事はほぼ同じ
  • 屋根工事もほぼ同じ

だからです。(三階建の場合は、基準が変わり、構造壁が大量に増えるので別物です)

 また、真四角の家と、京町家のように鰻の寝床の家を考えてみましょう。
 床面積は変わりませんが、建築費は上がります。なぜなら、

  • 外周長が増えるので基礎工事が上がる
  • 外壁面積が増えるので外壁工事が上がる
    町家の場合平入切妻屋根のため妻壁も増える
  • 同様に内壁面積も増えるので内装工事も上がる

からです。

 また、直方体の家と、一部凹型にした家を考えてみましょう。
 後者のほうが床面積は狭くなりますが、建築費はあがります。なぜなら、

  • 基礎工事が増える
  • 仮設工事が増える(足場)
  • 屋根が複雑になる
  • 樋工事が増える
  • 外壁工事が増える

からです。
 
 このように考えると、二階建ての真四角の家を建てるのが坪単価的にはお得というのがわかります。

建築コストと建物の大きさ

 建物は大きければ大きいほど、同じグレードであれば坪単価が下がります。
 例えば、間口方向、桁行方向いずれも倍になった場合、床面積は4倍ですが、コストは4倍になりません。なぜなら、

  • 水回りが増えない(台所,洗面,浴室,WC)
  • 設備機器も増えない(面積比で1/4になる)
  • 外壁工事は4倍にならない(2倍程度)

からです。

 だから、逆にいうと、矮小住宅は意外と費用がかかります。
 大きい家と同じだけ水回りが必要だし、設計・確認費や水道引込費なども同じように必要です。また、小さい家はどうしても間崩れしがちです(910mmモジュールではない)。そうすると、材料の半端がたくさん出てしまい、余分に費用がかさみます。でも、そういうお住まいにこそ、設計の楽しさがあるのですが(^^♪

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