腰掛鎌継 こしかけ かまつぎ

腰掛鎌継

 「蟻継」よりも、引っ張る力に対抗できるように考案された継ぎ方です。男木の頭が「蛇の鎌首」に似ているのでこの名前がついています。
 鎌の長さによって4寸鎌(120㎜)、5寸鎌(150㎜)、6寸鎌(180㎜)などと呼ばれます。  胴差や床梁、軒桁、母屋など、持ち出し継ぎの横架材の継手として一般的に用いられています。
(この場合、垂直方向からの力にたいする補助的な意味で、腰掛にします)