アラキ工務店 京都市右京区:京町家、古民家、大工さんと建てる家

アラキ工務店 株式会社 アラキ工務店

タイル壁の家

ファサード
ファサード/ポスト

 今回は、デザイナーのインターデザインさんと一緒にお仕事をさせていただきました。
 ちょっとしたこだわりで、建物のイメージがぐっと引き立ち、とてもお洒落なお住まいになりました。

外観はシンプルに。内装は、タイルや無垢材を使って

ファサード
ファサード
玄関
玄関

 外観は、飾りのないシンプルなサイディング仕上。
 小型の照明器具を配し、バランスを取りました。左が玄関、右がパーキングスペースです。
 玄関床はタイル張。右手階段側壁には300mm角タイルを張っています。
 金属横繁格子の衝立は金属フレームを古色塗しています。

LDK
LDK
キッチン
キッチン

 天井も床も15mmの栗材。ダウンライトと間接照明で採光しています。
 キッチンは、収納スペースをたくさんとり、食器棚を置かなくてもすむようにしています。

PCコーナー
PCコーナー
階段
階段

 PCコーナーは階段上のスペースを有効に活用しました。こちらにも金属製の衝立をつけています。
左の壁は大柄のクロス仕上です。
 階段の側壁は全面300mm角タイル張になっています。床・壁・収納と全て焦げ茶色に統一し、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

水回りは設備のバランスを考慮し、すっきりとみせる

洗面
洗面
WC
WC
階段
階段

 洗面は、窓幅と鏡がぴったりと収まり、無駄なスペースなく仕上がっています。
 トイレは、飾り棚や手すりを受ける金物をみせず、シンプルにみせています。
 階段の側面は、衝立と同じピッチの格子を並べ、廊下の光が抜けるように工夫しています。

 今回の建物は、お客様が間取りを検討され、私が基本設計を行い、そしてデザイナーさんが仕上材等を決定されたという流れでの工事となりました。
 普段自社で設計している建物とは少し違った化粧材を沢山使わせて頂くことができたので、仕上がった雰囲気も変わり大変勉強になりました。
 工事を振り返って、デザイナーさんが入られただけあって、外装から内装まで全体的なコーディネートに統一感がでて、非常に魅力的な建物になったと思います。
 設計の段階で、色合いやアクセントなどの強弱を決め、どの様な建物にしたいかをはっきりさせることによって、お客様も施工する側も皆が何処を目指すのかが明確になり、それが良い仕上がりに繋がるのだと感じました。
 今回の経験をまた次の現場に繋げていきたいです。
現場監督 米沢 和也
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