アラキ工務店 京都市右京区:京町家、古民家、大工さんと建てる家

アラキ工務店 株式会社 アラキ工務店

4.なぜ、大工職人をかかえるのか

建てた家に責任があるからです。

 弊社では、大工職人は社内でかかえ、下請けさせておりません

 他社では職人を置かないで外注しているところもありますが、お施っさんにとっては、建てた後も同じ職人がメンテナンスにきてくれるというのが大切だと思っております。だから、職人を抱えているのです。
 また、受けた工事に責任をもってあたるには、外注しているようでは、弊社の思うとおりの施工にならない危険があります。
 職人の手で作る家ですので、一所懸命に頑張っても、細かな施工ミスや収まりが悪い仕上げもあります。そのため、竣工後に不具合を起こし、お施っさんからお叱りの言葉をいただくことも、少なくありません。その場合は、担当した大工が責任をもって手直しに伺います。それが大工の成長になり、ひいてはお施っさんからの信頼をいただける元となると思っております。
 坪単価だけで競争し、受注したら、それを下請けに丸投げするようなことはできません。

《大工さんの応援について》
 実は、弊社でも、社員大工さんだけでは足りず、一部応援を依頼しております。
 といいますのは、大変ありがたい話なのですが、ここ最近お仕事の依頼が多く、弊社自前の大工さんだけではなかなかこなしきれない状態にあります。
 昔は、1年2年と待って頂けたのですが、お子さんの進学・ご主人の転勤・アパートの賃借期限等の事情でなかなかそうもいかなくなってきております。
もちろん、応援の大工さんでも、腕の良い方・気配りのできる方を選んでおりますし、構造・仕上面で弊社大工と同じ水準の仕事ができるよう指導しております。中には、10年以上ずっと弊社で頑張っておられる大工さんもおられます。
 そうした職人さんは全て常用(日数払)で、手間受け(案件払)を出したことはありません。手間受けだとどうしても、早くあげようとして仕事の仕上がりが悪くなるからです。
 なお、応援の大工さんをお願いする場合でも、弊社で全て設計・監理・デザインのメンテをしております。
 大変恐縮ですが、よろしくご理解の程お願いいたします。

(参考)職人紹介
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