古民家の改修 茶室のある住まい
以前改修させていただいた方のご子息のお住まいです。このようなお話をいただくのは仕事をするものにとって
大変嬉しい話です。
今回は、大分古くなった戦後のお住まいを、建物の形を残して内部リフォームしています。内装を綺麗にしたり、
一部間取りを変えたり、建物の補強をしたりしています。
母屋の改修とあわせて、茶室の手入れと外構工事も行っています。実は、これらが、母屋の工事以上に大変でした。(^^)
左官屋さんにはご苦労様といってあげたいです。
今回は写真にコメントは入っていません。縮小写真をクリックいただくと拡大表示されます。
茶室のある住まい 竣工写真













手前が表門。奥が勝手口門です。どちらもナカナカの出来具合でしょう。
塀は簡単な板塀にしています。これで、余り重たくなく軽い感じの景色になりました。土間の仕上げがコンクリートの洗い出しでスゴクいいのですが、写真ではよく写っていません。がっかりです_| ̄|○
かなり手のかかった土間なのに。。。
茶室のある住まい 工事写真









この土間、本当に大変でした。車が通るので一発仕上の洗い出しなのですが、灼熱の炎天下。
打設面積が広いため、打ってる尻から乾いていきます。普通のスピードでは追いつかないので、
途中から職人さんを近隣からかき集め、左官の監督も総動員して仕上げました。
え? 肝心の茶室のコメント??
茶室外部の待合などは、一度全て取り外し、再使用は曲がっている框だけで、あとは新しい材料でやり替えています。
あまり変わっていないように見えているのがいいところです。 森脇棟梁の加工した待合に腰掛け、
亭主のお招きを待つなんて最高です。(^^)
よろしかったら、どうぞ。いろいろ書いています。
(茶室の室内) (茶室の改修) (門の竣工) (門の施工1) (門の施工2) などです。
今回の工事は、外構の想い出がひとしおです。工事を肴<゜)))彡に、まことくんたちと飲みにいきたいです。