注文住宅 接着剤のない家
木と紙と釘と糊で家を建てる
「 パハロカンパーナ有機自然住宅研究所」の足立先生のご紹介でさせていただいたお住まいです。設計・施工とも弊社で請け負いましたが、材料の選定は足立先生にお願いしています。

天井は杉板、壁は荒壁下地で竹を編んで作りました。
正面に見える玄関ドアも、桧+桜(色の濃い部分)の無垢材です。
照明器具はお施主さんが選びました。
ぱっと見た目は、「普通の木の家」なのですが、見えないところも一切接着剤や合板を使っていません。
ですので、将来、カビが生えるかもしれないし、木の収縮で音がなるかもしれません。

天井は2Fの梁組・床材(松38㎜)表し、壁は荒壁、床は楢で全面床暖房が入っています。
栃の木で作った配膳台と食卓は、お施主さまが自分で選ばれた材料です。

(写真にカーソルをのせると、カメラアングルが変わります)
間仕切りを開けた写真です。
奥のほうに、和室にはいる小上がりが見えます。
写真にカーソルをのせると、間仕切りを閉めた写真を見ることができます。
できるだけ広く見せようということで、梁下一杯までの背の高い建具にしました。

このような吹きぬけを見上げると、「木の家」という感じがして大変GOODです。
野地板が見えていますが、こういう雰囲気で家を仕上げようとすると、「家を組み立てるときから化粧にしなければならない」ので、事前の打ち合わせに結構時間がかかりました。
工事中も、化粧材があちこちにあるので、凹まさないように気を配りました。

左下:浴室 右下:トイレ
水廻りも、木がふんだんに使われています。
浴槽も、お施主さんが探されてきたものです。
手入れが大変ですが、磨きこむたびに味がでてくるお住まいになりました。
長丁場のため、いろいろと大変なこともあったのですが、お施っさんに喜んでいただくことができ、ほんとうに感謝しております。
この現場では、合板・接着剤・合成塗料を一切使いませんでした。それだけに材料の選定ひとつをとってもいろんな苦労がありました。最近の建材を使わないで施工することがいかに難しいか、便利な材料に頼りがちな日々を戒める良い機会になりました。
また、このような現場を担当する事ができればいいなと、思う毎日です。