柳馬場の京町家
ある方から、「昔、あのお住まいでピアノ習ってたの」って伺いました。
「あの家、街中だから、潰されてビルが建つか、飲食店にでもなるのかしらって思ってたら、アラキさん綺麗に直しておられるんですね。びっくりしました」との事。
町家を直してさらに100年持つように改修すれば、そうした思いでもずっと残していくことができます。
思い出のお手伝い。とても嬉しいです(笑)。
なお、このお住まいは、(財)京都市景観・まちづくりセンター発行の『京まち工房』No46
京町家保全・再生の事例に、掲載いただきました♪
基礎・躯体からの改修

生コボチ直後の2F内部です。
補強前なので、仮筋交を入れてゆれ止めにしています。
窓の外は足場を設置中の足達くん。
補強前なので、仮筋交を入れてゆれ止めにしています。
窓の外は足場を設置中の足達くん。
町家の意匠を生かしながら、現代的にリフォーム

糸屋格子はそのままに。出入口・2Fの窓・エアコンとも竪格子でそろえました。
いつもの通り、外観は、紅柄塗&白壁&一文字瓦葺です。
いつもの通り、外観は、紅柄塗&白壁&一文字瓦葺です。
ちいさなお子さんたちも、満足しておられると感じています。末永く住んでいただけたらと思います。ありがとうございました。