研修風景
2004年夏 大工技術習熟研修

今回は京都府から経営革新支援法の補助を受け、大工さんあこがれの木曾に行く事にしました。
またまた日曜日を潰し、8/1-2で実施しました。ご家族の方申し訳ありません。m(__)m
いつものとおり、バスでは研修ビデオ三昧、ビールは夜のみ。宿泊は長野の村営宿舎です。
朝京都を7時に出発したのですが、もう昼になってしまいました。
まず、予約しておいたコンビニ弁当で腹ごしらえです。
木曾森林管理署の井口さんの指導のもと、『檜林の間伐体験』を行います。
場所は、上松町にある赤沢自然休養林の一角です。
すでに太陽が真上でかなり暑い・・・
さあて、いよいよ、森に入って間伐です。
最初のうちは、プロの腕を拝見します。
しかし、だんだん、仕事のようになっいきます。
これは、則藤さん。
みんなもくもくと仕事してます。
150本近く伐採できました。
それでは、自然休養林の中に入って、森林インストラクターさんの話を聞きながら、2時間ほど森の中を探索します。
あっちがあすなろ、こっちが檜。
あんまりわかりませんが、樹齢300年とか350年とかという話に、ちょっと感動します。
夜は、例によって宴会(^^ゞ
すぐ、みんな腕相撲を始めてしまいます。
手前で松ちゃんに負けそうなのが、黒川君。
さあて、翌朝は8時出発です。
まず、南木曾産業さんの工場を見学します。
案内をしていただいた柴原さん。話は良いのですが、ちょっと声が小さかったです。
やっぱり、敷地が広いっていうのはいいなぁ・・・
うちも、これくらい広いといいのになぁと、羨ましい事しきりです。
買い置きの丸太も見せてもらいます。
裏にみえるのが、大きな乾燥機。
つくづく、「大きい事はいい事だ!」と思います。
せっかく妻籠にきたので、街並みを見学。
月曜日なので、ぜんぜん観光客はいません。
街並みといっても、ほとんどがみやげ物屋さんでした(^^ゞ。
次は、株式会社山一さんにお邪魔し、木工品製造工場を見せていただきます。
みんなの、「あの機械買って欲しい!」という声は聞こえないようにしてました。
次は、国有林賎母山に移動し、桧皮の森を見学します。木曾森林管理署の南木曾支署の方に案内いただきました。
ただ、バスが入らない山道なので、ちょっと危ない移動になります。
別に、桧皮職人さんがいるわけではなく、単なる「山」。ただ、樹皮の皮が剥けているだけの違いでした。
せっかく来たので、かんかん照りのなか、山道を登ったのですが・・・
看板がかかっているだけで、ちょっとがっかりでした。
最後に営林署木材預休場の見学をします。時価数千万の丸太がごろごろしているのですが、レッカーがないと持って出れるわけでもなく、ひたすら暑いです。
と、いうことで、最後にピースで〆てくれたのは、弊社若手有力新人の米沢君です。
樹齢300年を超える巨木が大事に守られている様には、大変感動しました。
普段は、そんな良材はあんまり使えないので、目の保養になりました。
みんな、木材を作る大変さを身をもって体験してくれたのではないかと思っています。
と、いうことで、来年は、海辺に行きたいです・・ お楽しみに・・・