4.荒壁の家
ほんとうは、もっといろいろなところを出したいのですが、長くなりますので、仕上を見ていただければいいかなあと、思っています。
第6回:仕 上
道路からみたところです。
少し奥にはいっているので、全景が取りにくいのが残念です。
ガレージの床は枕木のような物を埋めて回りは土をそのまま残しました。
(これ、実はすごく手間がかかってます。見た目は土に木が埋まっているだけのように見えますが、基礎を作り、木材一本づつボルトで止めてあります!)
ドアも全て無垢材です。
玄関内部。
天井は漆喰塗りで、あかりが点くと天井が映えます。
キッチン。吊棚・作業台も全て杉材で加工しました。腰壁タイル貼、壁漆喰塗です。カウンター・三面鏡とも弊社で製作しました。ここにも天窓があるので、昼は明るくて気持ちがいい空間です
トイレ(タンクレスINAX SATIS)。
手洗器は陶器の一品物です。お客様の希望で据付ました。いい感じです。浴室。
浴槽は木製風呂桶。壁桧板張です。手入れが大変ですが、上回る良さがあります。
この部屋の中心には皮付の桧柱を、そのまま据付けました。階段とホールまわり。見えてる材料は、主に無塗装の無垢材(杉・米松等)です。
リビングから台所を見る。木の香りが充満し、まるで山小屋にいるような気分になります。2階から天井を見る。天井を表しにしているので、爽快感があります。
高い天井と大きな窓で、明るくて広々とした空間です。まわリは全て木と土と紙で囲まれています。
不快な臭いやいやな手触りが感じられず、お客様にも気に入っていただいております。
この家は若い御夫婦がお住まいになられます。
面積も広く、1・2階とも全ての部屋・廊下がゆったりと造られています。
窓も大きく、日中は冬でもあたたかく快適です。
荒壁の効果もお住まいになると、心地よく感じられると思っています。
自然の材料で、その素材をそのまま生かした住まいは、いつまでも飽きのこない空間を提供してくれる事のできるなあと、しみじみ感じました。 このコーナーを読んでおられる方で、京都近郊にお住まいの方!
住んで楽しく、造って楽しい(^^ゞ 荒壁の家を貴方も建ててみられませんか?
むちゃむちゃ費用がかかるわけではありませんので、是非ご一考下さい!