坪150万でできる家『200年住宅』
合板を一切排除した、ほんものの木造住宅を提供できます。
大正14年に創業して以来、弊社内で蓄積した「伝統木構法」の技術を活かし、200年以上使える住宅です。
弊社では、数多くの社寺・文化財建築物を施工してまいりました。そのノウハウを一般住宅に活かしてまいります。
1.100年後に解体、再建築のできる構造にします!

日本の伝統木構法は、金物にはほとんど依存しません。
仕口・継ぎ手を楔・栓等を用いて組んで行きます。この方法が解体、再移築を可能とし、また、痛んだ部分の木材の交換を可能としてきました。
現在の建物は、釘・金物・接着剤で固められるため、木材の再生を困難にしています。
日本の住宅の平均耐用年数は30年弱といわれていますが、これは欧米の1/4にも満たない数値であり、資源の「使い捨て」とともに、廃材が環境汚染にもつながっています。
30年弱で捨ててしまうとすれば、それは高い買い物です。弊社では、京町家の補修を手がけておりますが、100年たってもまだ、使える部材が数多く残されているのです。
2.健康を損なう一切の資材を排除します!
使用する木材の90%は、無垢の国産材を使用します。
床板・壁紙・外壁材等、そのほとんどを自然素材で施工します。
健康に有害とされる以下の製品は一切使わないことをお約束します。
- 合板・集成材
これらは、いずれも化学合成接着剤で貼り合わせたものであり、強度が高く安価だという理由で数多く使われています。
このプランでは、ただ、単にE0や、F1など、国が定めた基準を下回っているからといって、安易に利用することは一切ありません。
- 石油製品
現在の住宅には石油製品がふんだんに使われています。
電気配線や、給排水関係を除き、石油製品を極力廃した住宅を提供できます。
- 化学合成接着剤
壁紙の接着など、一切を排除します。
- 防腐剤・防蟻剤
これらの薬剤が健康を損なうものであることは明らかです。
白蟻駆除剤などは、法律の改正で有効期間が10年から5年に 削減されましたが、これとて無害とは言いきれないのです。
- 殺虫処理された畳
国産備後表で指定工場で加工された本藺草のみを使います。
3.十分な地盤改良と基礎補強を実施します!

「ボーリング調査」を実施します。
これは、不等沈下などで新築建物が傾くなどの問題を防ぐためです。
そうしたうえで、「鉄筋コンクリートベタ基礎」を打ちますが、水:セメント比48~49%でのコンクリート築造を行います。
これは、鉄筋の腐食を長期にわたって食い止めるためで、その結果、300年以上の耐久性を誇る基礎を作ることができます。
4.200年以上の使用に耐える木材を選択します。

土 台:青森ヒバ 150㎜角
通し柱: 〃 150㎜角
隅 柱: 〃 150㎜角
その他、地盤に近接する1F床材などは全てヒバを使います。ヒバにはヒノキチオールという成分が含まれています。
これには白蟻や腐朽菌に対する殺菌効果が認められています。
梁 材:米松材 270㎜以上
2階柱:美山杉 150㎜角または135㎜角
外部に接する壁:美山杉板36㎜厚
2階床下地 : 〃 30㎜厚
杉は、弊社が提携している「京都府美山町森林組合」の美山杉を使用しています。美山町は、いまでも、萱葺き屋根の民家が300棟以上残る日本でも有数の森林の町。杉は、美しい木目と、その材の柔らかさから、住む人に潤いのある暮らしを約束します。

5.伝統木構法により、木の寿命を最大限に生かします。

外壁に柱や横架材が見え、白い漆喰の塗られた家は誰が見ても美しいものです。木を隠さず、木の見える住いを提供することで、木の持つ美しさと、「家の痛みの見つけやすさ」を追求した建物を造ります。
木は「切り倒されるまでかかった年数だけ、切られてからも寿命があるもんや」と言います。
深い軒、庇、通風、大径木、真壁などによってきわめて耐久的な造り方をすることで、住宅の耐用年数を延ばすことができるのです。
今でも、京町家では、「痛んだ部材を交換する」という修繕がおこなわれています。構造材をほとんど取替え可能な仕口・継手とすることで、そうした考え方を取り入れた住宅を提供できると考えております。
こうした「お金はかかるが長持ちする家」は、言いかえると、「大工の腕が見せられる家」に他なりません。
大工の喜ぶ仕事ができるという意味でご賛同頂けるかたのご意見をお待ちしております。_(._.)_