児童館の新築
企業組合もえぎ設計さんからご依頼をいただき、特定非営利活動法人フォーラムひこばえさんが運営する『ひこばえYOU(よぅ)』の新築をさせていただきました。
福王子交差点の東へ徒歩1分の位置にあります。
この建物は、クラウドファンディングで資金を集め、日本財団「子ども第三の居場所」事業の支援をいただき、赤ちゃんからお年寄りまで、障害があってもなくても利用できるコミュニティモデルの拠点として活用されるものです。
特定非営利活動法人フォーラムひこばえ
ひこばYELL(ひこばえ建設委員会) facebook
日本財団「子ども第三の居場所」事業
施工 ~ 大工さんたちの技で夢を形に
京北まで大黒柱を選びに行きます。右端は田村設計士さんです。
基礎屋さんが、基礎の型枠を組んでいます。かなりの量です。
レッカー車を搬入し、1Fから組んでいきます。
2Fまで組めました。もう少しで棟が納まります。
屋根が組みあがり、間柱まで入りました。一安心です。
外壁下地材を張っていきます。防火と構造を兼ねています。
大工の築山くんです。広いので大変です。
大工の粟津さんです。体が慣れてきました。
井上公子理事長から式典のご挨拶。手前のスーツは当社社長
竣工 ~ 子供たちの笑顔があふれる住まい
日本瓦は大屋根3寸五分勾配、下屋根は3寸勾配緩勾配用瓦で西出瓦店さんが担当。
外壁はダイライト下張に通気層を作り、モルタルにリシンを吹き付けています。
手すりデッキは木材で、大工の西川君が担当しました。
左に見えるのは車いす用スロープで東建材さんと里工房さんの合作です。
天井は大和天井(構造用合板表し)、壁はビニールクロス張一部デザインタイル。床は地桧上小節フローリングです。
階段手すりはスチール製で宇根田鉄工さん作です。
小さな手洗いはアイカ製です。
天井は野地構造用合板表し、壁はビニールクロス張+腰壁杉板上小節張。床はこちらも地桧上小節フローリングです。
天井は、合板の上にスタイロエースt90を敷き詰めたので、夏でもそんなに厚くならない仕様です。
階段手すりや笠木はタモ集成材。天井と壁にみえているルーバーは杉材で粟津大工さんが造りました。
正面に北側避難通路ドアがみえます。
丸太柱から母屋木に向かって伸びている小丸太の加工も粟津さんに担当してもらいました。
丸太柱から母屋木に向かって伸びている小丸太の加工も粟津さんに担当してもらいました。
育成室の上部は吹抜になっています。上方には排煙用の窓が設置されています。
今回の新館とあわせて以前から活用されていた建物も改修しました。
壁は中村塗装さんに塗ってもらいました。
タイルは既存利用。火災報知機などを設置しました。
棚と家具を杉材で大工の西川君が作りました。
真ん中の家具は畳を敷いています。畳の下も収納できるように工夫しています。
今回の工事は、1年ほどかかりました。
工程さや既存石などに苦労しました。
特に気を付けたことは、工期が遅れないようにする事です。たくさんいろんな大工さんに手伝ってもらい、完成にこぎつけました。
緑に囲まれた場所にあり落ち着いた建物です。皆さんも近くにお越しの際は気軽にお立ち寄りください。
工程さや既存石などに苦労しました。
特に気を付けたことは、工期が遅れないようにする事です。たくさんいろんな大工さんに手伝ってもらい、完成にこぎつけました。
緑に囲まれた場所にあり落ち着いた建物です。皆さんも近くにお越しの際は気軽にお立ち寄りください。
現場監督 荒木 智