2.工務店の本来の位置付け
工務店とは家を通して「お施っさん」の暮らしのお手伝いをするもの
京都では、町場の大工は、単に住いづくりだけでなく冠婚葬祭の行事を采配するなど、そこに住む人々との結びつきは非常に深いものがありました。それが、最近では人間らしいふれあいが失われつつあり、単に「工務店は家を新築したときだけのおつきあい」となってしまっております。
また、「住まい」の日常的な管理も充分されなくなってきました。そのため、痛みが早く「住まい」に対する愛着も薄れつつあるのが現状ではないでしょうか。
弊社では、「せっかく建てた家を次の代まで長く住み続けて欲しい」との考えから、単に家を提供するだけでなく、昔ながらの「家を通した人と人とのお付き合い」を大切にしていきたいと思っています。
施工は京都およびその周辺に限らせていただく
弊社は地元密着型の工務店です。
工務店は家を建てた後もその家に責任があります。ですから、後々メンテができないような、遠隔地で施工してしまうとなかなか満足のいくようなフォローができません。
そこで、まことに勝手ではありますが、京都市およびその周辺を中心としたエリアで工事を行わせて頂いております。
それ以外の方については、メール・手紙・電話での相談とさせていただきます。
(社寺については、泊り込みによる施工等例外もあります)
(参考)Q&A 施工地域はどこまで?